劇場アニメ『薄暮』

大ヒット上映中!

この世界には、まだ愛がある

桜田ひより 加藤清史郎 下野紘 島本須美 福原香織 雨宮天 佐倉綾音 花澤香菜 原作・脚本・監督・音響監督 山本寛 キャラクターデザイン・総作画監督 近岡直 美術監督 Merrill Macnaut 色彩設計 村口冬仁 音響演出 山田陽 音楽 鹿野草平 製作総指揮 和田浩司 制作プロデューサー 伊藤光彦 アニメーション制作 Twilight Studio 配給 プレシディオ 製作:Project Twilight 株式会社つかさ製菓 特別協賛:株式会社SNY 後援:いわき市 いわき商工会議所 いわきフィルム・コミッション協議会 協力:東日本国際大学附属昌平中学・高等学校 ポレポレシネマズいわき小名浜 平商店会連合会

映画祭







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INTRODUCTION

本作のヒロイン小山佐智(こやま・さち)の声優には、映画『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』で初主演を飾り、『東京喰種トーキョーグール【S】』『男はつらいよ おかえり 寅さん』など話題作の出演が控えている人気若手実力派俳優の桜田ひより。本作にて、声優初挑戦いたします。 佐智が恋心を抱く雉子波祐介(きじなみ・ゆうすけ)には、子役時代には「こども店長」としてお茶の間のスターとなり、数多くの映画・舞台・CMで活躍する加藤清史郎を迎えました。 佐智や祐介を取り巻く高校の同級生に、佐倉綾音や雨宮天、また下野紘や島本須美など声優界のレジェンドが脇を固めます。 主題歌は、ソングライターでありサウンドクリエーターのAZUMA HITOMIの「とおく」。 監督は、宮城県仙台を舞台にした『Wake Up, Girls!』を手がけた山本寛。 本作では原作・脚本・音響監督も務め、『blossom』『Wake Up, Girls!』に続く東日本大震災の復興プロジェクトの一環「東北三部作」の最終章となっております。 初夏、心に宿るマジックアワーをお届けいたします。

STORY

福島県いわき市の女子高校生・佐智(桜田ひより)は、2011年3月11日に起きた東日本大震災で心に傷を持ち、それ以来、友達や家族とどこか距離をおきながら、人にも恋にも無関心に生きていた。 幼い頃からヴァイオリンを続け、高校で音楽部に所属しながら文化祭で四重奏を披露するため、日々練習に追われている。 同じ頃、震災で実家が帰宅困難地域となりいわきに避難してきた男子高校生・祐介(加藤清史郎)は、当たり前の景色が失われてしまう現実を目の当たりにし、“美しい今”を絵画として残すため描きはじめる。 展覧会に出品する夕景画を描くため田園風景を訪れた祐介は、夕映えの中、佐智と出会い心の交流を続けていく。やがて、二人の淡い想いは「恋」へと発展し・・・。

CHARACTERS

小山佐智 (声:桜田ひより)

福島県いわき市に住む女子高生。 学校の音楽部に所属しており、担当楽器はヴァイオリン。 恋愛にはあまり興味がなかったが、ある日一人の男子高校生と出会い…

雉子波祐介 (声:加藤清史郎)

絵を描くのが好きな男子高校生。 福島の『今』を描きとめておくべく、 偶然出会った佐智に綺麗な風景が描ける場所を尋ねる。

ひぃちゃん (声:佐倉綾音)

佐智の同級生。 音楽部に所属しており担当楽器はヴァイオリン。 グループのムードメーカーで表情がとても豊か。

リナ (声:雨宮天)

佐智の同級生。 音楽部に所属しており担当楽器はチェロ。 真面目で面倒見のよい彼女だが、意外な一面も…?

松本先輩 (声:花澤香菜)

音楽部の先輩で担当楽器はヴィオラ。 後輩への指導は厳しめである。

部長 (声:高橋大輔)

佐智が所属する音楽部の部長。 同じ部活の松本とは彼氏彼女の関係らしい。

小山昇 (声:下野紘)

佐智の父。 家族思いなお父さんで、娘には甘々である。

小山聡子 (声:島本須美)

佐智の母。 恵美と一緒に佐智の高校の文化祭に行く約束をしている。 とてもお茶目。

小山恵美 (声:福原香織)

佐智の姉。 妹である佐智の変化にいち早く気づく。

CAST

櫻田ひよりプロフィール

2002年12月19日生まれ。千葉県出身。 2014年にドラマ『明日、ママがいない』に出演。児童養護施設に暮らす子どもたちの一人を演じ、この作品が出世作となる。2018年、テレビドラマ『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』で初主演をつとめ、映画版でも主演をつとめる。 2019年も「東京喰種トーキョーグール2(仮)」「男はつらいよ50 おかえり、寅さん」(仮題)など話題作への出演も控えているまた、2018年、ティーン向け雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルオーディションで応募総数3437人の中から6人に選ばれ、「ミスセブンティーン 2018」に選出される。本作で初の声優の挑戦となる。

加藤清史郎プロフィール

2001年8月4日生まれ。神奈川県出身。 生後2ヶ月から劇団ひまわりに所属。1才1ヶ月から俳優として活動。テレビドラマ「マンハッタンラブストーリー」、Eテレ「からだであそぼ」など数々の作品に出演。2009年NHK大河ドラマ「天地人」で主人公直江兼続の幼少時代(樋口与六)を演じ注目を集め、トヨタ自動車のCMで「こども店長」として話題に。 その後も、テレビドラマ「任侠ヘルパー」や「相棒」、映画「暗殺教室」や「愛と誠」などに出演。映画「忍たま乱太郎」では主演をつとめる。またミュージカル「レ・ミゼラブル」、「エリザべート」、「ラブ・ネバー・ダイ」などの舞台作品に出演するなどマルチに活躍している。

下野紘プロフィール

4月21日生まれ、東京都出身。2001年声優デビュー。「ラーゼフォン」で初主演。 「神のみぞ知るセカイ」「うたの☆プリンスさまっ♪」「進撃の巨人」他多数出演。また、 映画『クロノス・ジョウンターの伝説』では実写主演。2016年からは音楽活動も行う。 山本監督作品では「かんなぎ」「戦勇。」「Wake Up, Girls!」などに出演。映画『私の優しくない先輩』では実写出演。

島本須美プロフィール

12月8日生まれ、高知県出身。映画『風の谷のナウシカ』(ナウシカ役)、映画『ルパン三世 カリオストロの城』(クラリス役)、「めぞん一刻」(音無響子役)、「Wake Up、Girls!」(真夢の母役)などアニメや洋画の吹き替えなど多くの作品でヒロイン役や清純な少女の声を担当。 その他、『二代目和風総本家』のナレーションなど幅広く活躍。

福原香織プロフィール

8月11日生まれ、千葉県出身。2005年声優デビュー。 「ファイト一発!充電ちゃん!!」で初主演。「咲-Saki-」「Aチャンネル」「中二病でも恋がしたい!」「ポプテピピックTVスペシャル」他多数出演。 山本監督作品では「らき☆すた」「かんなぎ」「宮河家の空腹」「Wake Up, Girls!」に出演。

雨宮天プロフィール

8月28日生まれ。主な出演作は「七つの大罪」シリーズ(エリザベス役)、「この素晴らしい世界に祝福を!」シリーズ(アクア役)など。アーティストとしてもCDリリースやライブなど精力的に活動している。

佐倉綾音プロフィール

1月29日生まれ、東京都出身。2010年声優デビュー。「夢喰いメリー」で初主演。 「じょしらく」「ビビッドレッド・オペレーション」「ご注文はうさぎですか?」「新幹線変形ロボ シンカリオンTHE ANIMATION」など、主演多数。「ミュージックステーション」ではナレーションで出演。フォトブック「さくらのおと」もリリース。

花澤香菜プロフィール

2月25日生まれ、東京都出身。 「LAST EXILE」(ホリー・マドセイン役)で声優に初挑戦。その後「PSYCHO-PASSサイコパス」(常守朱役)、「東京喰種」(神代利世役)、「アクエリオンEVOL」(ゼシカ役)、「青の祓魔師」(杜山しえみ役)、「デュラララ!!」(園崎杏里役)など数々のアニメ作品に出演。また、歌手としても4都市でライブを行うなど多方面で活躍。

山本寛監督プロフィール

1974年生まれ。大阪府出身。 『POWER STONE』で初演出、以降『週刊ストーリーランド』『あたしンち』等数多くの作品に携わる。 2006年に『涼宮ハルヒの憂鬱』のシリーズ演出として参加。『涼宮ハルヒの憂鬱』の劇中歌で使用された『恋のミクル伝説』の作詞やエンディング曲の演出なども手掛ける。 2007年、『らき☆すた』で初監督。アニメーション以外にも数多くのメディアで講演、執筆活動など多彩な才能を発揮する。 2010年に実写映画として『私の優しくない先輩』を監督し、2010年度TAMA映画賞最優秀新進監督賞を受賞。 2011年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震以降は、復興支援やチャリティー活動にも積極的に参加し、本作はその東日本大震災の復興プロジェクトの一環である「東北三部作」のラスト作品となる。

COMMENT

桜田ひよりコメント

声優のお仕事は初めてなので、監督やスタッフの皆さんにアドバイスを頂きながら、小山佐智という女の子を作り上げていきました。 声だけで表現することの難しさに悩みましたが、この作品の中で佐智として過ごせたことは幸せで楽しい時間でした。

加藤清史郎コメント

僕が演じさせていただいた祐介という役は、桜田さん演じる佐智との会話シーンが主だったのですが、 佐智と祐介が本当に会話するように、桜田さんと2人で収録した事で、 お互いの細かい感情やそのニュアンスの変化をダイレクトに感じながら、収録に挑むことができました。

山本寛監督コメント

「構想20有余年」、学生の頃から温めてきた、 本当の意味での「初オリジナル作品」が日の目を見ることを、心から喜び、興奮しております。 福島の地で少年少女が出会う、そんな何でもない、でも誰もが経験する「日常」の輝きを楽しんでいただければ幸いです。